平日のモビリタ「高齢者交通安全講習会」

2008年7月28日(月)。
モビリタで静岡県が展開している高齢者交通安全講習会を実施。
この日は、御殿場市のお年寄りが参加しました。

お年寄りの交通事故を防ぐため、静岡県では、事故が多い市や町を対象に
「高齢者事故ストップ作戦事業」を展開。
安全意識の啓発活動や交通安全教育に重点的に取り組んでいます。
今回、ご参加いただいた皆さんが暮らしている御殿場市でも、
お年寄りの交通事故が増えているそうで、
御殿場市では、交通安全モデル地区を選定して、
交通安全を呼びかけたり、体験型の講習会を行うなど、
交通事故からお年寄りを守る活動を進めているそうです。
当日は、雲の切れ間から、時折、強い陽射しが降り注ぐ、夏の一日。
特に、アスファルトの上は照り返しがきびしく、
およそ3時間のプログラムは、参加者の皆さんの体調に気を配りながらの進行になりました。
モビリタで行った高齢者交通安全講習会の内容は次の通りです。
○オリエンテーション
○夜間の視認性の確認
○道路横断の危険性
○飲酒疑似歩行体験
○運転操作の自己確認
○危険回避
○シートベルトの効果体験
○まとめ
このうち、運転操作の自己確認、危険回避、シートベルトの効果体験については、
運転免許を持っている人と持っていない人に分かれて、それぞれのプログラムを体験しました。

夜間の視認性を確認するプログラムでは、車両格納庫の照明を消して夜間の状態を再現。
黒、赤、黄、白の色彩の違いや、反射材の有効性、ライトによる眩惑などを確認しました。
暗くなってからの見えかたや、道路の渡りかたなど、
お年寄りが実際に経験しそうなリスクの高い場面を想定したプログラムに、参加者の皆さんからは
「赤は目立つかなと思っていたけど、暗いところでは、黒と同じで、見えない。」
「目立つのは黄色か白。反射材も小さいのに目立ちますね。」
「あのくらい遠くにクルマがいたら、横断すると思うけど、間に合わないんだねぇ。」
など、実感のこもった感想が聞かれました。

免許を持っている人も持っていない人も、参加者の皆さんは、交通安全について何らかの「気づき」があったようで
「自分の能力を知るのが大事。」
「実際にやってみると、いろいろわかるもんだね。」
「自分の衰えがわかった。」
「免許を持っている人と持ってない人が、いっしょにできるのがいい。」
「今日は、有意義な体験をさせていただきました。」
「老人会のみんなに、体験を、どう伝えようか考えています。ふつうに話しても、年寄りは聞いてくれないからね(笑)。」
など、勇気づけられる感想やありがたい言葉をたくさんいただきました。
今回の体験を、ご自身の安全や地域の皆さんのために、役立てていただければと思います。
静岡県が展開している「高齢者事故ストップ作戦事業」。
モビリタで行う高齢者交通安全講習会には、前回の焼津市の皆さんと今回の御殿場市の皆さんに、ご参加いただきました。
今後は、駿東郡清水町、藤枝市、富士宮市、富士市、沼津市の皆さんにも、ご参加いただく予定です。
みんなでいっしょに安全の輪をひろげていきましょう。よろしくお願いします。
お年寄り、若い人、それほど若くない人、そして、子どもたち。
いろんな人たちが、みんなでいっしょに道路を使っています。
ルールを守り、ムリせず、まわりのみんなを思いやって、道路を使いましょう。
さて、お年寄りの交通安全に取り組まれている、皆さん。すでに、ご存じの方も多いとは思いますが、
(社)日本自動車工業会が、ハンドルを握るお年寄りのために「いきいき運転講座」という
交通安全教育プログラムをつくりました。
運転免許を持っていないお年寄りも、助手席、自転車、歩行者など、
それぞれの立場で参加できるプログラムや「交通脳トレ」もありますので、
興味のある皆さんは、次のページから、ダウンロードしてみてください。

それでは、夏のまっ盛り。強い日光を浴びると思いのほか疲労しますね。
長時間のドライブや海水浴帰りの運転などでは、こまめに休憩して水分を補給しましょう。
また、この季節、なつかしい友とおいしいお酒を酌み交わす機会も多いかと思いますが、そう、その通り。
飲酒運転はゼッタイダメです。
それでは、皆さん。クルマの事故にも、水の事故にも気をつけて、楽しい夏をお過ごしください。

0コメント

  • 1000 / 1000