クルマは急に止まれない! vol.20

皆さんクルマの停止距離って正確に把握してますか?

ブレ―キを踏み始めてから停止する距離(制動距離)ではありませんよ。

停止距離とは、制動距離に加えて空走距離を合わせた距離の事です。空走距離なんて言葉はあまり聞いたことないですよね・・・


制動距離とは、ブレーキをかけてから完全に停止するまでの距離。(←それはなんとなくわかる!)

一方、空走距離とは、ドライバーが車を停止させる必要があると感じた瞬間から、ブレーキを踏みこんで効きはじめるまでに進んだ距離です。つまり反応時間ということになります。

個人差はありますが、一般の方の平均の反応速度は0.75秒と言われます。

時速60kmで走行した場合、(空走距離)約12m+(制動距離)約20m、

つまり停止距離は約32mになります。(←おー!なるほど!)

もし'’ながら運転’’などで少しでも反応が遅れるなんてことがあれば停止距離はどんどん伸びていく・・・想像しただけでも怖いですよね。

小さなお子さんは、行動の予測が困難な傾向にあります。

学校や公園の近くなどでの走行時は特に周囲を確認して、急な飛び出しにもすぐに反応できるよう環境に合った速度で走行しましょう!


※路面の状況、クルマの性能等により停止距離は異なります。


トヨタ 交通安全センターモビリタ

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