本連載開始前、5月のことです。
「STAY HOME」から「ウィズコロナ」に移行する過程で、人やクルマの流れが日々刻々と変わる様子や、本来あったはずの、春の交通安全イベントのような教育の場が失われていく様子を、私たちスタッフは目の当たりにしていました。子どもたちは自宅待機している状態でした。
間もなく、段階的に緊急事態宣言が解除され、通学も再開されました。多くは、分散登校や時差登校といった特別対応を伴うものでした。その必要性は理解し、本来の生活が戻りつつあることに喜びを感じつつも、小学校新入生にあたる年齢層の交通事故の多さを知っていた私たちは、ゾッとしました。
「平時と大きく異なる状況で、はたして子どもたちは無事に学校に通えるのだろうか・・・?」
そこで私たちは、『交通事故から子どもたちを守れ!』と題し、急きょ、本ブログを通じて、私たちが持つノウハウを連載形式でお伝えしていくことを決めました。
緊急キャンペーン「子どもたちを守れ!」連載開始します!vol.1
それから約一カ月。まとまってはいないものの、緊急キャンペーンとして、保護者の皆様、ドライバーの皆様に「急ぎ知っていただきたいポイント」をお伝えしてきました。また子どもたちも、ほぼ初めての通学、以前とは違う通学が、板についてきた頃かと思います。
ただ・・・
・ 大人との視界の違いや注意の向けかたの違いといった「魔の7歳」の原因は、子ども本来の性質によるものです。今後も変わることはありません!
・ 一方、このコロナ禍において、私たちを取り巻く交通環境や、私たち自身の行動は、常に変わり続けています。この先、これまでになかった危険が顕在化する可能性も拭えません!
・ よって、子どもに対する交通安全教育や、ドライバーの皆様の交通安全への心がけは、これまで以上に重要になります!
感染予防と共に、これからもずっと、交通事故から子どもたちを守り抜きましょう!
6月の連載は本日で最終回となりますが、私達スタッフはこれからも努力を重ねてまいります!
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